【警告】介護の転職先はハローワークでは探さないでください【介護の転職先の探し方ガイド】

2020-07-09

「介護の転職先の探し方、徹底比較!【ハロワ・紹介・転職サイト…】失敗しない探し方を解説します」アイキャッチ画像

こんにちは、「介護転職できるかな」運営のカニ(@kaigo_kani)です。

この記事では……

・介護の転職先ってどう探せばいいの?

・間違った探し方をしているから、いい転職先が無いのかな…

・ いい転職先をパッと探せる方法があったら教えてほしい…

あなたのこんな疑問や悩みを解決します!

記事の内容

◆介護の転職先、こんな探し方はNG!

◆ちょっと注意が必要な、介護の転職先の探し方

◆介護の転職先はこう選ぶ!令和時代の正しい転職先の探し方

この記事を書いている私は、実際に介護の転職を3回経験しています。
失敗も、転職して良かったと思ったことも、両方経験しました。

そんな経験から得た教訓は「転職は、探し方から始まっている」です。
転職のファーストステップである「探し方」を間違えなければ、それだけで変な会社に当たる可能性が低くなる、つまり失敗の確率が減るからです。

ということで、5つの転職先の探し方について解説していきます。
この記事を読めば介護の転職先の、NGな探し方、正しい探し方がわかります。

介護福祉士カニ

最初の探し方を間違うと、良い職場にめぐり会える可能性はかなり低くなってしまいます。
最初から戦略的に探すことで、転職の成功率は大きく上昇します。

介護の転職先、こんな探し方はNG!

介護の転職先、こんな探し方はNG!

介護の転職先を探す方法として、これは避けた方がいい、というものが2つあります。

・【NGな探し方その1】ハローワークで介護の転職先を探す

・【NGな探し方その2】新聞の折込みチラシから介護の転職先を探す

この2つの探し方を避けるだけでも、ヤバい転職先にあたる可能性をかなり低く抑えることができます。

【NGな探し方その1】ハローワークで介護の転職先を探す

介護の転職先をハローワークから探すのはやめてください。

もう少し正確に言うと、ハローワークだけで求人しようとしている会社・法人には応募しないでください。

なぜなら、人材募集をハローワークだけで済まそうとしている会社・法人は問題解決能力の低い組織である可能性が高いからです。

ハローワークは、会社などが無料で求人情報を載せられる唯一の方法です。
つまり、ハローワークだけで求人しようと考えている会社・法人は、人材募集にコストをかける気がないということ。これは介護関係の会社組織として相当ヤバいと言わざるを得ません。

介護業界が人材不足だということは、あなたも聞いたことがあるのではないでしょうか?
どのくらい不足かというと、なんと2025年で43万人、2035年で79万人も足りなくなるという経産省の試算があります。(SankeiBizより

介護職員が足りなくなればお客様に十分な介護サービスを提供できなくなりますし、職員の負担も大きくなるというのは、会社の経営者じゃなくても、誰にでもわかることです。

人が足りなくなることがわかっているのに、そこにお金をかけない、何の対策もしない……
無料のハローワークだけで人材募集を済まそうとする会社は、そういう無責任な会社だ、ということです。

介護福祉士カニ

そういう無責任な会社で働きたいと思いますか?
私はイヤです!

介護の人材不足という問題に対して、ちゃんと向き合って対策する意志のある組織であれば、人材募集や人材教育にしっかりコストかけます。
そういう会社・法人なら、ハローワーク以外の場所にも求人を出しています。

最初からハローワークの求人から転職先を探さなければ、無責任な会社を候補から外すことができるのです。

以上が、ハローワークで介護の転職先を探すのはNGな理由です。

【NGな探し方その2】新聞の折込みチラシから介護の転職先を探す

新聞の折込みチラシで転職先を探す方法もおすすめできません。

新聞というメディアそのものが衰退しているのに、それを使おうという発想が時代と逆行しているからです。

明らかに効果が見込める方法が他にあるのに昔ながらの方法に頼るというのは、その時点で変化に対応できない組織である可能性があります。

ご存知の通り、日本は高齢化が急激に進んでいて、それに対応するために介護保険などの制度も年々変化しています。そういう変化に対応できなかったり、対応が遅かったりするのは会社・法人として致命傷になりかねません。

たとえば、介護職員の給与アップに関わる話ですが、処遇改善手当というものがあります。
介護の人手不足を食い止めるために2015年に定められた介護報酬の1つで、現在では全ての要件を満たせば月額4万円前後の賃金アップにつながる報酬加算です。
要件といっても、ぶっちゃけいくつか書類を作って提出するだけなのですが、こんなことすらやらない会社・法人も実在します。
理由は「事務作業が煩雑」だからだそうです。(参考:平成28年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要
これって「面倒くさいから、介護職員の給料上げるための書類作りません。ぷっぷくぷー」って言ってるのと同じこと。これはヤバい。

まあこれは極端な例ですが、時代の変化に対応できない会社・法人はヤバい、それは人材募集のやり方である程度判断できるよ、という話でした。

ちょっと注意が必要な介護の転職先の探し方

ちょっと注意が必要な介護の転職先の探し方

介護の転職先の探し方として、悪くはないけど注意が必要な方法もあります。

・求人フリーペーパーってどうなの?

・友人・知人の紹介なら信用できる?

この2つの転職先の探し方について、注意すべきポイントを解説していきます。

求人フリーペーパーってどうなの?

求人フリーペーパーとは、主にコンビニに置いている、求人情報がのっている無料の小冊子のこと。

無料で、大体どのコンビニにも置いているのでお手軽感はありますが、介護の転職先を探すのに向いている方法とは言えません。

求人フリーペーパーはそもそも、「何がやりたい、というわけじゃないけど、なんかいいバイトないかな」という人向けの求人媒体であって、様々な業種の求人がのっているので「介護の転職先」の探し方としては効率のいい方法ではありません。

求人フリーペーパーに求人をのせているからダメ、というわけではありませんが、探す仕事のジャンルが「介護」と決まっているなら他に効率のいい探し方はいくらでもあります。

友人・知人の紹介なら信用できる?

友人・知人からの紹介なら大丈夫だろう、と思われる方も多いかもしれません。
正直、私はあまり大丈夫ではないと思っています。

その紹介してくれた友人・知人がどれだけ信頼できる人かどうかと、その紹介された職場があなたに合う職場かどうか、は無関係だからです。
そこは切り分けて考えた方がいいです。

もちろん、紹介してくれた職場が自分に合った職場である可能性もあります。

ただ、そこが自分と合わない職場だった場合、全部ではなくてもその紹介してくれた人のせいにしてしまう部分がどうしても出てきてしまう。

そうしてせっかくの友人関係にヒビが入るのももったいないですし、自分の失敗を誰かのせいにするというのは精神衛生的に非常に良くないです。
他人はだませても、自分だけは絶対にだませないので、その歪みは思いも寄らない形で自分に降り掛かってくるからです。

友人・知人が紹介してくれた職場は候補のひとつくらいと考えて、しっかり自分で納得のいく職場を探した方がいいでしょう。

介護福祉士カニ

友人・知人はプライベートな関係。
仕事とプライベートは、自分のためにもしっかり区別するべき!

介護の転職先はこう選ぶ!令和時代の正しい転職先の探し方

介護の転職先はこう選ぶ!令和時代の正しい転職先の探し方

時代に合った、介護の転職先の正しい探し方はコレ一択です。

介護専門の転職サイト・転職エージェントを利用する!

この探し方がおすすめな理由は、簡単に「ヤバい会社」「地雷」を避けられること。

転職サイトや転職エージェントを使って求人をしている時点で、その会社が「ヤバい会社」「地雷」である可能性は低くなります。

「人手不足」という介護業界の大問題に対して、ハローワークや紙媒体という古いやり方から一歩踏み出して、インターネットを使うという時代の変化に合った対策を取れているからです。

10年前では考えられなかったことですが、今現在は、手元のスマホでインターネットにつながり、生活に必要なほぼすべての情報が手に入るのが当たり前の時代ですよね。

転職の情報だってそうです。
仕事を探すときの情報源として、何らかの形でスマホやPCなどインターネットを利用するのが主流になっています。(ジョブズリサーチセンター「求職者の動向・意識調査2019」利用した求人情報源を参照)

転職サイトや転職エージェントで人材募集しているということは、そういう時代のニーズに対応しようという柔軟な考え方ができる会社だということです。

高齢化やテクノロジーの進化など、変化の波が激しい時代に対応していくには、柔軟な考え方ができる会社だけが生き残っていきます。

というわけで、失敗を避け、自分に合った良い介護の転職先を探すためにも、まずは転職サイト・エージェントに登録しましょう。